築50年の家を、思い切って新しく

先日、建て替え現場で無事に上棟式を迎えました。
この日は空も味方してくれたような青空。雲一つない気持ちの良い一日となりました。
築50年。ご両親から受け継いだ大切な思い出をたっぷりもって、雨風をしのいでくれた立派なおうちでした。
ありがとうの気持ちを込めて、同じ土地で生まれ変わらせます。

今回は「建て替え」ならではの温かい風景がたくさんありました。新築地とは違い、周りはずっと顔なじみのご近所様。工事のお知らせをお配りしたところ、「おめでとうございます」と上棟のお祝いをいただいたり、散歩がてら様子を見に来てくださる方も。地域のつながりを感じる、あたたかい一日でした。

築50年の家を思い切って建て替える――それは、想像以上の労力と勇気がいる決断だったと思います。今はご家族みんなで、初めての仮住まい生活を送りながら、新しい家の完成を心待ちにされています。
「いいところ(もろけん)見つけたね」とお知り合いから声をかけてもらったと、お客様が嬉しそうに話してくださったのも印象的でした。探さなくても見つけてもらえるくらいに頑張りますね(^^ゞ

現場では、大工さんへの差し入れやお心遣いもあり、お互いを思いやる"人のぬくもりと笑顔"に包まれています。
家を建てるというより、「みんなで一緒につくっている」ような感覚。そんな家づくりの現場が、私たちは大好きです。

東京にお住まいのおばさまも「完成したらぜひ見に行くね!」と楽しみにしてくださっているそうです。遠く離れていても、家族みんなの思い出が詰まったこの場所を大切に思ってくれている――それがまた、建て替えの家の良さだと感じます。
新しい暮らしのスタートまで、もう少し。これからも心を込めてお手伝いしていきます。

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