2010年11月4日19:00:00
こんにちは。
諸富です。
前回は、
家族が毎日楽しく過ごせる家の間取りとはどんな間取り?
逆に家族がいつもバラバラで各自の部屋にひきこもるような
間取りとはどんな間取り?
人間は、95%潜在意識によって活動していて、
日々の生活も95%が無意識によるものなんです。
住宅を考える上で大切なポイントは、家族の間に信頼関係や
共感などを得ることのできる空間づくり。
家族全員がホッとでき、くつろげる空間でなければいけません。
日々の会話の積み重ねが、家族の間の信頼関係や共感を感じ、
潜在意識化のつながりを少しずつ作り出してくれるのではない
でしょうか?
でしたね。
今日は、最近あった話です。
先日、突然、相談に来た方がいました。
以前から「いつか新築を…」と、漠然と考えていたようです。
古いけど今住んでいる家があるからと、とりあえず勉強をしていたんです。
土地のこと、間取りのこと、業者選びのこと。
そしてその方にとって一番気になっているのが
家相、風水、六星占術、暦、六曜、方角、運気、など。
いろいろ勉強して、何が何だかわからないと言っていました。
ところが、最近、状況が変わりました。
県外に住んでいる息子さんに彼女ができたんです。
彼女いない歴何十年らしく、
親としては「これはもしかして・・・」と、“結婚”を意識してました。
その息子さんが、彼女を連れて帰省することになりました。
さぁ、たいへん!!
でも、今の家は狭くて夏は暑く、余分な部屋もなくエアコンも1台。
そんな家に泊まってもらうわけにいきません。
とりあえずは、ビジネスホテルに泊まってもらうしかありません。
しかし、今後も、毎回ビジネスホテルと言うわけには・・・。
ところが、今まで勉強していた時は緊急性を感じなかったため、
さあ、何から手をつければいいのかチンプンカンプン。
それで、本気になり、私のところに相談に来た次第です!
実際の相談は、ほとんど人生相談でした。
こういう場合、まず大事なことは大きなことから決める。
まずは、資金計画。
家を建てた後も心配なく暮らせることが重要。
ですから、安全な総予算を組むことです。
自分では、資金計画ができていると思うかもしれません。
しかし、お金の専門家(ファイナンシャルプランナー)に
相談することをおすすめします。
現在だけでなく、将来、いろんな状況で必要となるかもしれないことを
予測計算してくれます。
せっかく夢が叶ってマイホームを手に入れても、
生活が窮屈では楽しくありません。
また、ローンが払えなくなり手放す人もいます。
さらに、住宅ローンが原因で破産ということも。
そうならないために、しっかりとした資金計画を立ててください。
それが出来てはじめて、次のステップです。
あなたが、もし住まいづくりに迷ったら、まずは、私に相談してください。
このメールに返信すれば、私に直接届きます。
あなたとあなたの家族が幸せに暮らすための住まいづくりです。
本気で頑張るなら、本気でお手伝いします。
では、また。
追伸 感想や質問などのメールは大歓迎です。
このメールに返信してくれれば、私に直接届きます。
2010年10月28日19:00:00
こんにちは。
諸富です。
前回は、
「経年変化」(素材が時間と共に変化していくこと)の話でしたね。
天然素材の経年変化は、その場所に馴染み味わいが増してきますが、
人工素材の場合は、色あせて悲しい感じがしますね。
人間も歳を重ねるごとに日焼けをしたり、シミやシワが増えます。
それが魅力的に見える人もいれば、くたびれて悲しく見える人もいます。
どのように見えるかは、きっとその人の生き方や人間性に
大きく影響するんですね。
同じように家の経年変化も、素材や環境、手入れの仕方や暮らし方、
使い方によって大きく変わるものではないでしょうか?
家を建てるとき「経年変化」のことを考えたうえで素材選びを
してみてはいかがでしょうか。
でしたね。
今日は、家族がくつろぐ空間の話です。
今まで「家族が毎日楽しく過ごせる家を建てよう」と、
話してきましたが、やはり気になるのは間取りですよね。
確かに間取りは重要な問題です。
では、家族が毎日楽しく過ごせる家の間取りって、
どんな間取りなんでしょう?
逆に家族がいつもバラバラで各自の部屋にひきこもるような、
楽しく過ごすことができない間取りってどんなんでしょうか?
間取りをどうするのか?
そのポイントは、潜在意識。
人間は、普通にものを考えている顕在意識は5%くらいで、
あとの95%は潜在意識によって活動しているんだそうです。
つまり日々の生活も95%が無意識によるもの。
という事ですよね。
家族の誰かの体調が悪かったり、精神的に不安定だったり、
というような不調を口にしなくても感じることありませんか?
心配かけまいと普段通りに振舞っていても、95%の潜在意識
による行動から察することができるということです。
私の知人宅の話ですが、
家の主(父)が帰ると、それまでリビングで奥さんと娘2人は
楽しそうに会話をしていたのに、2人の娘はすぐに自分達の部屋に
入ってしまうそうです。
「私がいると居辛いのかな・・・」と話していましたが、
これはすごく寂しい話ですよね。
多分無意識のうちに、父親が口うるさいとか何の話をすればいいかわからない
という気持ちがあり、部屋にこもってしまうのではないでしょうか。
つまり無意識の中に、家族の間の、特に父親と娘達の間に信頼関係とか
共感とかが形成されていなかったことが大きな原因だと思います。
住宅を考える上での大切なポイントは、
家族の間に信頼関係や共感などを得ることのできる空間づくり
ではないですか?
考えなくても自然にそちらに足が向かうような、
ホッとする空間をつくるということですね。
それは、それぞれの家族によって違うとは思いますが、
できれば家族全員がくつろげる空間です。
やさしい明かりが照らしてくれるリビングでしょうか?
家族で手作りしたウッドデッキでしょうか?
暖炉があるリビングでしょうか?
ポカポカひなたぼっこできる縁側でしょうか?
気付けば、家族が集まっている。
そして、うとうと昼寝をしながら、TVを見ながら、星を見ながら、
きれいな花を見ながら、他愛もない会話をする。
こんな日々の会話の積み重ねが、家族の間の信頼関係や共感を感じ、
潜在意識化のつながりを少しずつ作り出してくれるのではないで
しょうか?
家づくりを考えるときには、このホッとする場所をどう作るか。
これが大事なんですね。
お父さんのこだわりだけ、お母さんのこだわりだけ、ではダメです。
家族全員にとって本当にくつろげる空間とはどういう空間なのか、
ということがこれから先、長い年月の中で家族が幸せに暮らす上で、
重要なポイントになると思います。
では、また。
追伸 感想や質問などのメールは大歓迎です。
このメールに返信してくれれば、私に直接届きます。
2010年10月22日19:00:00
こんにちは。
諸富です。
前回は、
人工のものと、天然・無垢素材との違いとは?でしたね。
無垢素材のフローリング→やさしい、温かい、柔らかい、サラサラ。
結果、気持ち良いのでずっと裸足でいたい。
せっかく無垢の素材を使っているのに、お手入れを簡単にするために
木の表面に膜を作るように塗装してしまうと、大事な木の素材感が
失われてしまいます。
無垢素材の何が良いのか?と、難しいことを考えず、
ただ単純に「触れた感じが良い」ということだって重要。
それは、無意識でも人間の五感に響くもので、
天然の木の香りも脳が心地よく感じ、長く快適に付き合うためには、
自然に身体が感じる心地よさ、それが大切だと思いませんか?
でしたね。
今日は、歳をとる話です。
普段、なかなかじっくり見ることがないと思いますが、
家の中をよく観察してみてください。
床や畳や壁など、日に焼けていたり、手あかがついていたり。
素材は、時間とともに色や質感も変化していくものですね。
「これを経年変化」と呼ぶそうです。
素材も歳をとっていくんですね。
表面の質感がザラザラしてきたり、プリントがはげてきたり。
経年変化にもいろいろあるようです。
新しい住まいづくりを考える時、素材が時間と共に変化していくことなど、
ほとんど人が考えないのでしょう。
しかし、この経年変化を考えた上で素材を選ぶというのは
良いことだと私は思います。
例えば、
経年変化してもよいのか、して欲しくないのか。
変化したら取り替えるのか、変化しないように毎日手入れをするのか。
こんなことを考えた上で選ぶべきではないでしょうか?
◆味が増すか色あせるか
「経年変化」を知った上で周りを見まわして見ると、
無垢の木の床や手すりは、日に焼けて手垢もついてきますが
その家に馴染んでいる感じがします。
味が出てくるというのでしょうか。
それに対して、人工の木目調やレンガ風の印刷がされたものが
色あせてくると、なんだか悲しい感じがしますね。
この木目やレンガの印刷がされたものって、
よく見ると同じ模様なんですよ。
これでは天然素材の味を感じることができなくて当たり前ですよね。
最近は技術も進んで、天然素材よりもずっと耐久性が優れた
人工の素材があるかもしれません。
でも、周りが経年変化をして味が増していく中で、ある部分だけが
いつまでも新品同様って、違和感ありませんか?
人間も歳を重ねるごとに日焼けをしたり、
シミやシワも増えますよね。
それが魅力的に見える人もいれば、くたびれて悲しく見える人もいます。
どのように見えるかは、きっとその人の生き方や人間性に
大きく影響するように思います。
家の経年変化も、素材や環境、手入れの仕方や暮らし方、
使い方によって大きく変わるんです。
そこに住む人間と同様、いい歳のとり方をしたいものですね。
では、また。
追伸 感想や質問などのメールは大歓迎です。
このメールに返信してくれれば、私に直接届きます。
2010年10月14日19:00:00
こんにちは。
諸富です。
前回は、
営業コストの低減が大きなメリットという、住宅のネット販売や建築申し込み。
24時間、自分の好きなときに、自宅で、誰に会うこともなく気軽に購入できる。
それが便利だと思いますか?
雑貨類や書籍、家電品のインターネット通販と同じような感覚で
簡単に購入してもよいのでしょうか?
大量生産品ではない住宅は、同じ間取りで同じ家でも
建てる土地、建てる会社、職人の腕、建てる人の気持ち
が違うと仕上がりと価格は大きく変わってくるはずです。
家は交換も返品もできません。
理想の家を建てるには、あなたの想いを十分に理解してくれる
相手にしかできませんよ。
でしたね。
今日は、最近、私が感じた事の話です。
先日、「無垢素材の床」の家にお邪魔しました。
スリッパを履かずに歩くと、我が家のフローリングとは
大きな違いを感じました。
やさしい、温かい、柔らかい、感じがするんですね。
そしてペタペタした感じはなく、サラサラしています。
足の裏の湿気も吸い取ってくれるのでしょうか?
裸足で歩きたい気分になります。
そのお宅は和室も素敵です。
我が家の安っぽい畳とは全く違いました。
畳の上でもやはり裸足になりたくなりましたね。
これが人工のものと、天然・無垢素材との違いだと実感したんです。
よくあるのが、無垢素材を使っていても木の表面に膜を作るように
塗装している事があります。
このメリットは、お手入れが簡単になる。
それから、キズがつきにくくなる、ということでしょうか。
でも触れた時、木の素材感は感じられませんね。
せっかく木を使うのなら、やはりしっかりと木の素材感を
感じたいと私は思います。
そして、もっと多くの人に木の素材感を感じて欲しいと思います。
子ども達の成長と共につくキズや汚れも思い出として
楽しみたいと思いませんか?
年に一度は、家族みんなでペーパーをかけてキズを取り、
(このキズは、あの時、こんなことをしてつけたキズだ、
とか思い出話をしながら)、乾拭きをして、オイルを塗って、
ワックスを掛け、ふき取る。
そういう家族行事も楽しそうですよね。
「無垢素材が良い」と良く言われますが・・・。
何が良いのかと言うと、もちろん色々あります。
でも難しいことをごちゃごちゃ言わずとも、
ただ単純に「触れた感じが良い」ということだって重要です。
それは、無意識でも人間の五感に響くものだと思います。
天然の木の香りも脳が心地よく感じているんですよ。
長く快適に付き合うためには、自然に身体が感じる心地よさ。
それって大切だと思いませんか?
では、また。
追伸 感想や質問などのメールは大歓迎です。
このメールに返信してくれれば、私に直接届きます。
2010年10月7日19:00:00
こんにちは。
諸富です。
前回は、
“情報収集屋or勉強熱心なタイプ”の人が注意しなくてはならない事のもう1点。
自分の知識ばかりを信じて、傲慢になってしまうケースが多い事。
情報を一方的に仕入れるだけではダメ。
信頼できる専門家と、その情報をどんな風に活用するのか、
応用するのかを見つけていくことが大切!!
実際に信頼できるパートナーを見つけるときに気をつけることは?
第一印象はどうですか?
一方的に話をせず、あなたの話をきちんと聞いてくれますか?
専門的なアドバイスや理由を分りやすく話してくれますか?
自社の良い所ばかり、他社の悪口ばかり、話していませんか?
釘とか、材料や道具が散らばっていませんか?
道具を大切にしていますか?
廃棄物はきちんと収められていますか?
じっくり観察して下さいね。
でしたね。
今日は、“人 対 人”についてです。
以前、ある新聞で目にしましたが、大手ハウスメーカーがホームページで
ネット専用商品を低価格で販売しているという記事です。
販売開始から2年5ヶ月の時点で、販売戸数1,000戸を突破したとか。
また、ホームページで間取りプラン、価格、仕様を公開し、
顧客が自由に商品を選択し、相談窓口係りとのEメール、
電話、FAXでの対応、建築申し込みまでを行うハウスメーカーもあるとか。
どちらも、営業コストの低減が大きなメリットということですが。
これで良いのでしょうか?
インターネット通販というと、雑貨類や書籍、家電品、衣類など、
簡単に購入することができますね。
これらの物をインターネットで購入することは、
今では当たり前になってきています。
24時間、自分の好きなときに、自宅で、誰に会うこともなく、
気軽に購入できるからとても便利です。
ですが、家をインターネットで購入してしまうのは「便利」と
言うのでしょうか?
これから何十年も暮らしていかなければならない家を
「気軽に」「簡単に」購入できますか?
では、書籍や家電品や衣類などと家とは何が違うのでしょう?
それは大量生産品であるか、大量生産品でないか、ということです。
同じ間取りで同じ家でも、建てる土地、建てる会社、職人の腕、建てる人の気持ち、
が違うと仕上がりと価値は大きく変わってくるはずです。
大切なのは、あなたとあなたの住まいづくりにかかわる人、
なんです。
ホームページの情報だけを鵜呑みにして、
通販感覚でお気軽に「一生に一度」となるであろう買い物を
してしまってもよいのでしょうか?
洋服や電気製品ではありません。
交換も返品もできませんよ。
あなたの「何のために家を建てるのか」、「どんな家にしたいのか」
という想いをわかってくれる人にしか、
あなたの理想の家を建てることはできません。
あなたが真剣に家づくりについて考えること。
そして、アドバイスを素直に聞く気持ちを持つこと。
これを忘れなければ、おのずと良い相手にめぐり合い、
良い人間関係を築く事ができると思います。
そしてあなたにとっての、理想通りのすばらしい住まいを
手に入れる事ができるのです。
では、また。
追伸 感想や質問などのメールは大歓迎です。
このメールに返信してくれれば、私に直接届きます。
2010年9月30日19:00:00
こんにちは。
諸富です。
前回は、
簡単にさまざまな情報収集ができる今、その情報を見極めるためには
物事を一方からしか見ないのではなく、多方面から見る事が大切だということです。
しかし、もしあなたが“情報収集屋or勉強熱心なタイプ”だとしたら
注意して欲しいことが2つあります。
その1つ目。
情報『種』に、あなたやあなたの家族がエッセンス『水』をまいて、
あなただけの住まいづくり『花』を咲かせます。
何の種ですか?
育て方は知っていますか?
思い描いていた花ですか?
「こんなはずじゃなかったのに…」とならないように注意してください。
でしたね。
今日は、勉強熱心があだになる!? です。
“情報収集屋or勉強熱心なタイプ”の人が注意しなくてはならない事のもう1点。
自分の知識ばかりを信じて、傲慢になってしまうケースが多い事です。
施主と工務店や設計士などとの信頼関係が一番大切だ!
と前々回書きましたが、“情報収集屋or勉強熱心なタイプ”は、
知識があるばっかりに、プロとして仕事をしている工務店をないがしろにし
傲慢になってしまい、それが原因でトラブルになってしまうこともあるんです。
情報を一方的に仕入れるだけではダメ。
信頼できる専門家と、その情報をどのように活用するのか、
応用するのかを見つけていくことが大切なんですね。
これは、家づくりだけのことではないですよね。
どんな事にも当てはまるのではないでしょうか?
本当に信頼できる人、真剣に相談できる人。
あなたには何人いますか?
ここ数回に渡って信頼関係の大切さを書いてきましたが、
では実際にどうやって信頼できるパートナーを見つければいいのでしょう?
何社か気になる業者が見つかったら、現場見学会に出かけてみましょう。
まずは、やはり顔を合わせなくては始まりませんよね。
第一印象はどうですか?
外見では判断できませんが、フィーリングも大切なんです。
そして、とにかく会話をしましょう。
一方的に話をせず、あなたの話をきちんと聞いてくれますか?
専門的なアドバイスや理由を分りやすく話してくれますか?
自社の良い所ばかり話したり、他社の悪口を言っていませんか?
次に、現場をよく見てみましょう。
釘とか、材料や道具が散らばっていませんか?
道具を大切にしない人を職人と呼べませんよね。
廃棄物はきちんと収められていますか?
整理整頓ができていないところで効率的な良い仕事はできません。
よく観察して下さいね。
では、また。
追伸 感想や質問などのメールは大歓迎です。
このメールに返信してくれれば、私に直接届きます。
2010年9月23日20:25:29
こんにちは。
諸富です。
前回は、
家づくりで“成功する”には何が大切でしょうか?
何を重要とするかは人それぞれかもしれません。
しかし、もっとも重要なのは、信頼関係ではありませんか?
営業マンとの信頼関係。
家づくりに関わる、設計士、現場監督、社長、との信頼関係。
全ての人と信頼関係を築く事ができれば、
きっと満足できる家づくりになるでしょう。
でしたね。
今日は、情報収集の落とし穴の話です。
インターネットが浸透したことで、メールマガジンやホームページ、
ブログなど、ネットからの情報発信が増えましたよね。
昔に比べ情報収集が簡単にでき、とても便利になりました。
便利なんですが、その情報は“すべて正しい”わけではないんです。
たぶんあなたも、そんな事はわかっていると
思いながら情報収集していませんか?
その中で、見極める事って本当に難しいですよね。
私もいろんなメルマガを読んだり、家づくりの専門家に話を聞いたり、
本を読んだり、インターネットで検索したり、あらゆる方法で情報収集をします。
ハウスメーカーや工務店などのホームページを見ると、
自社の製品や工法ばかり薦めて、他社の製品や工法の悪い所を並べ立てます。
書籍にしても、一般論を述べているようでいて、
暗に特定の製品や工法を薦めているようなものもあります。
今まで一緒に勉強してきたあなたならわかると思いますが、
すべての事にメリットとデメリットがありますよね。
一方からしか見ないというということは、よく見ているようで
実は目隠しをしているようなもの。
とても怖いことなんです。
◆仕入れた情報がツギハギ状態?!
ですから、仕入れた情報を色々な角度から見て判断することが大切です。
ですが、もし、あなたが
「断熱と工法に関してはかなり勉強したから、大抵のことなら知っている。
だから騙されたり失敗したりは、絶対にありません!!」
というような、“情報収集屋or勉強熱心なタイプ”だとすれば
注意して欲しいことが2つあります。
まず1つ目。
そういうタイプの人は、たぶん直接工務店に依頼して家を建てる
場合が多いでしょうが、トラブルになるケースも多いそうです。
情報収集し勉強してきたのに、なぜでしょう?
簡単に言うと仕入れた情報が“ツギハギ状態”だからなんだそうです。
単なる情報が『種』とすると、この種にあなたとあなたの家族が
エッセンス『水』をまくのです。
そうすると、あなただけの家づくりの『花』が咲くんです。
でも、“情報収集屋or勉強熱心なタイプ”の人は、たくさんの種を
集められるだけ集めます。
育て方なんかわからないままに・・・。
そして、とにかくエッセンスをふりまいてしまいます。
すると、どうなるでしょうか?
上手く芽がでなかったり、育たなかったり、花は咲いても
思い描いていた花ではなかったり。
「こんなはずじゃなかったのに・・・」となってしまうんです。
一生懸命勉強してこの結果じゃあ、悲しいですね。
次回は、“情報収集屋or勉強熱心なタイプ”が、
注意しなければならない事のもう1点を話します。
では、また。
追伸 感想や質問などのメールは大歓迎です。
このメールに返信してくれれば、私に直接届きます。
2010年9月16日19:00:00
こんにちは。
諸富です。
前回は、
ライフサイクルコストの中でも日常生活に最も影響するのが、光熱費。
節約も大切だけど、家づくりの時点で根本的に大切なこともあるんです。
安易にデザイン優先の家づくりをしてしまうと、
「こんなはずでは・・・」ということにもなりかねないのです。
もう1つ大事な事は、メンテナンスによって建物の寿命を伸ばすことも
ライフサイクルコストを抑えることにつながるということ。
一番の注目を浴びる建築費は、実は全コストの4分の1程度にしか過ぎません。
色々な角度から見てみることが大切ということですね。
でしたね。
今日は、家づくりの成功についてです。
あなたは“家づくりで成功する人”とはどんな人だと思いますか?
プロ顔負けの建築知識を備えた人?
それとも、資金が十分にあって、トップクラスのハウスメーカーに依頼した人?
本やインターネットで、みっちりと家づくりについて勉強をした人でしょうか?
会社の規模・知名度・コスト・デザイン・・・
何を重要と思うかは人それぞれですね。
もちろんどれも重要かもしれませんが、もっとも重要なのは
信頼関係ではないでしょうか?
住宅を購入する時、何社かある候補の中から決めますよね。
その決め手として、担当の営業マンの人柄が大きく関係している
と言うのをよく耳にします。
営業マンとの信頼関係は『良好』と。
しかし、それは勘違いではありませんか?
家づくりに関わる、設計士、現場監督、社長、との信頼関係は?
あまり気にしないかもしれませんが、そこが一番大事なんですよね。
営業という職種は、繰り返し繰り返しさまざまな場面を想定し、
社員訓練としてロールプレーイングを行います。
基本の営業トークから、表情作り、好印象の与え方応酬・確認の方法、、
それから契約を取るための少々のウソや言い訳?などもみっちりと。
つまり、ハウスメーカーなどの営業マンは訓練されている、
ということですね。
もちろん中には、営業トークも人間性も優れていて、
本当にお客様第一に考えてくれる人だっているでしょう。
しかし、住宅購入を決めた後、信頼していた担当者が
転勤してしまうのはよくある話です。
信頼関係は、会社が大きければ大きいほど、家づくりに関わる人が多くなり、
ぼんやりしてしまうものです。
小さな会社の方が関わる人は少なく、はっきり見えてきます。
昔の大工さんは、今の営業・設計・現場監督・施工を一人で
こなしていました。
つまり、責任を持った仕事をしてきたんですね。
だから信頼できる大工さんにお願いすれば、結果、
満足できる家づくりとなっていたんですよね。
あなたの家づくりに関わるすべての人と信頼関係が築ければ、
きっと満足できる家づくりができると思いませんか?
では、また。
追伸 感想や質問などのメールは大歓迎です。
このメールに返信してくれれば、私に直接届きます。
2010年9月9日19:00:00
こんにちは。
諸富です。
前回は、
ライフサイクルコストとは、家の生涯を通じてかかる費用のことで、
・住宅を建てるときにかかる建設費全般(企画、設計、竣工、運用など)
・普段使う電気・水道・ガスなどの光熱費
・交換が必要になる電気機器(電機温水器・空調・冷蔵庫・洗濯機など)
・建物本体の補修にかかる補修費
・耐用年数の経過により解体処分費
など。
例えば、家の外壁の寿命。
知らないからそのままにしている、では家自体にまで悪影響
を及ぼします。
安易に安い住宅に飛びついたりすると、将来修理ばかり…
なんていうことになるかもしれません。
外壁材1つで、耐久性やメンテナンス費用のかかり方など
ライフサイクルコストが大きく変わってくるのです。
でしたね。
今日は、コストを抑えることができる話です。
日常生活に最も影響するのが、光熱費。
光熱費というと、電気代。ガス代。水道代。
などでしょうか。
3~4人家族で、月約2万~2万5千円くらいですかね?
毎月のことなので、バカに出来ません。
特に、お風呂の光熱費やエアコンなどの空調関係。
地球温暖化やヒートアイランド現象などによる
気温の上昇は異常なほどです。
こまめに電源を切る、使わない時はコンセントを抜いておく、
もちろんこのような節約も大切ですが、
家づくりの時点で根本的に大切なことがあるんです。
それは、光熱費を大幅に左右する、断熱です。
壁や天井裏に入れる断熱材は、工法や構造と同じように
気候風土によってどれが良いかは違ってきます。
断熱性能がしっかりしていないと家の中で凍死することもあり得る
というお話、以前しましたよね。
安易にデザイン優先の家づくりをしてしまうと、
「こんなはずでは…」ということにもなりかねません。
例えば、断熱を考えずに吹き抜けなどの空間を優先してしまうと、
「冬は寒くて!」とか「光熱費が高すぎる!」など。
これは欠陥住宅の1つとも言われているそうですよ。
建築費だけを見ないでください。
ライフサイクルコスト=建物にかかる生涯コスト
でしたね。
寿命がくれば、解体する事になりますよね。
その解体費用もライフサイクルコストに入ります。
家を建てようとしている時に、解体費用なんて考えたく
ないでしょうが、大切なことなんです。
数年前、建設リサイクル法の
「建築物等に係る分別解体等及び再資源化等の義務付け」
の条項が施行されました。
80平方メートル以上の住宅が対象です。
つまり解体費用が高くなるんです。
ということは、
メンテナンスによって建物の寿命を伸ばすことも
ライフサイクルコストを抑えることにつながるわけです。
一番の注目を浴びる建築費は、実は全コストの4分の1程度
にしか過ぎないんです。
建築の初期費用を抑えただけでは、その後に発生する改修・維持
にかかるメンテナンス費用が逆に増える事だってあるんです。
最近では、太陽光発電など環境や体に優しい設備の導入が盛んですね。
これらは最初にかかるコストやメンテナンスにかかるコストを
考えると割高に感じますが、ランニング・ライフサイクルの
コストで考えると「元が取れる」かもしれません。
色々な角度から見てみることが大切ということですね。
次回は、
「家づくりで成功する人ってどんな人なのか?」についてです。
では、また。
追伸 感想や質問などのメールは大歓迎です。
このメールに返信してくれれば、私に直接届きます。
2010年9月2日19:00:00
こんにちは。
諸富です。
前回は、
工法や構造は多数の方法があり、素人が理解することは
不可能に近いのです。
“あなたの住まい方には何が最良なのか?”ということを
考えてくれるプロにお願いしましょう。
工法や構造は、見た目のデザインはもちろん、家の寿命や
住み心地にも大きく関係してくるものです。
気候風土に合わない家を建てて、居心地が良いでしょうか?
自分の好きな色や目立つデザインなど、見た目だけを考えて建てた家は、
年月が経つにつれて、色あせや、地域から浮いた家になってしまうものです。
あなたが住んでいる土地の気候風土をどれだけ理解し、
どう取り入れて、どう活かすのか。
すべてをひっくるめて考えて、工法や構造が決まるものです。
でしたね。
今日は、必ず必要になる費用の話です。
◆ライフサイクルコストとは?
製品や構造物などの生涯を通じてかかる費用のことです。
・住宅を建てるときにかかる建設費全般(企画、設計、竣工、運用など)
・普段使う電気・水道・ガスなどの光熱費
・交換が必要になる電気機器(電機温水器・空調・冷蔵庫・洗濯機など)
・建物本体の補修にかかる補修費
・耐用年数の経過により解体処分費
など。
電気機器はどのメーカーでも耐久性はそれほど変わりませんが、
平均10年で 買い換え=寿命 と考えていいと思います。
その他の費用と光熱費は建物の造り方で大きく変わってきます。
例えば、外壁。
木造住宅の外壁といえば、レンガ調のサイディングや珪藻土仕上げ、
それから古くからある吹き付け仕上げ、などですね。
寿命が短いのはどれだと思いますか?
答えは手入れをしない吹き付け仕上げと、
シーリングをやり変えないサイディングの外壁、なんです。
吹き付け仕上げの外壁は、表面にひび割れが入ると、
そこから雨が入り壁の内部を腐らせます。
約10年でひび割れの補修をして吹き付けをやり直すとなれば、
費用は足場などの仮設などによっても違いますが、
約100万円くらいかかります。
つまり、建築時に安価な分、10年後には結構な補修費が
必要になるということです。
シーリングとは、外部のサッシの縁と外壁の間の隙間を埋める
ゴムのようなもののことで、寿命は約10年。
温度変化に弱く、粘性のあったものが硬化して、
サイディングパネルとの間に隙間ができ、そこから水が浸入してしまうんです。
近所を歩くと、多くの住宅がサイディングだと思うのですが、
寿命が何年なのか? 知っている人は少ないでしょうね。
知らないからそのままにしている → ずっとそのままにしていたら?
シーリングを変えるだけでは済まなくなってしまうんです。
ですから、安易に安い住宅に飛びついたりすると、
将来、修理ばかり!!なんていうことになるかもしれません。
◆耐久性とメンテナンス費用
本当は、ハウスメーカーや設計者は、
「○年毎に足場を組んで、□□の補修工事をする必要が
ありますよ。その費用は△△万円くらいです。」
という話をする必要があるはずですよね。
でも、そういった説明をしている所は少ないようです。
「この家の外壁は、何年持ってどれくらいの頻度でメンテナンスをして、
どれくらいお金がかかるのですか?」
と確かめておくとよいでしょうね。
例えば、5年しか寿命がないと言われれば、
「では10年もつ材料はないですか?」と。
さらに「その材料にするなら今より金額はどれくらい変わりますか?」
などと質問してみましょう。
・5年ごとに30万円の補修代がかかる外壁材(20年で120万円の補修代)
・総額20~50万円アップで20年はメンテナンス不要の外壁材(気候風土など地域差もあります)
あなたは、どちらが良いですか?
外壁材1つで、耐久性やメンテナンス費用のかかり方など、
ライフサイクルコストが大きく変わってくるのです。
ライフサイクルコストを知ることは、資金計画にも影響してくる
大切な事なのです。
では、また。
追伸 感想や質問などのメールは大歓迎です。
このメールに返信してくれれば、私に直接届きます。