2012年2月2日19:00:00
こんにちは、諸富です。
あなたは「家守り」という言葉を聞いたことがありますか?
家を建てた後の定期的なアフターサービスやメンテナンスをすることで
「大事な家をしっかり守っていこう」
という思いがこもった言葉です。
家守りをするのは、住宅会社だけではありませんよ。
住まい手のあなたも、大事なスタッフです。
家は完成した時点から、徐々に傷んできます。
強烈な太陽の光を浴びたり、叩きつける雨にさらされたり。
子どもがおもちゃを落として床をへこませたり、
基礎部分のコンクリートが乾燥収縮して小さな亀裂が出来たり。
住宅会社のスタッフは、毎日チェックしに来ることはできません。
住まいの小さな異常を見つけられるのは、やはりその家に住む方です。
新しい畳は、良い香りがして気持ち良いもの。
でも、乾燥しきれていないので、カビが生えやすいんです。
掃除機だけでなく、時々拭いてあげて下さい。
また、畳の上に絨毯を敷くと、ダニが増えたり湿気がこもったり
トラブルが発生しがちです。
カビが発生すると、床下が傷んでしまう場合もあります。
トイレや浴室、キッチンなど、水まわりのお掃除はとっても大変です。
毎日使うから、すぐ汚れるし…。
でも、水まわりをきれいにしていると、運気がアップすると言われますよね。
使うついでにササッと掃除する習慣さえできれば、
それほど汚れません。
そして、掃除のついでに、
「水漏れしているような変な音はしないかな?」
と時々聞き耳を立ててくださいね。
排水ジャバラは数年で傷んでくる場合もあります。
水漏れは発見しにくく、床がフカフカになったり大量のカビが生えて
初めて気づくこともあります。
トイレのタンクや食洗機の裏などから不自然な水の音がしたら、
業者に教えて下さいね。
家ができて10年も経つと、屋根や壁を手直ししたりクロスを張り替えたり、
プロでないと対応できないメンテナンスが増えます。
でも、日頃から
「これっておかしい?大丈夫?」
住んでる方が小さな変化を業者に伝えると、
その都度対応できて、家が傷みにくくなります。
人間の病気と同じで、初期症状の内に発見・対応できたら
回復も早いし、長く元気でいられるんですよ。
ただ、住宅会社によっては、家守りを重視していないところもあります。
「たくさん建てて儲けよう。
アフターサービスは手間がかかるだけで儲からない」
と考える人たち。
でも、
「自分たちが建てた家で、幸せに暮らして欲しい」
と願う業者は、家を守るためのアフターサービスを
「建てた自分たちにしかできないこと」
と考え、重視しています。
あなたがこれから家を建てるのなら、
「完成後の定期点検は、いつ、どんなことをするんですか?」
と聞くと、家を守ることへの業者の思いの強さが分かりますね。
また、既に建築済みで、
あなたの家を建てた業者の対応に不満があるのなら、
別の業者にお願いするのも一つの方法です。
実際に、アフターに不満があったり、業者が倒産したなどの事情で
「有償でも構わないから、一緒に家を守って」
と、他社に依頼している住まい手さんもいるんですよ。
小さな工務店など、家づくりに愛情と誇りを持っている人たちは
きっと、そんなあなたの思いに共感してくれるでしょう。
業者は家を建てるだけの存在ではありません。
一緒に家を守っていく、大事なパートナーなんです。
では、また。
追伸 感想や質問などのメールは大歓迎です。
このメールに返信してくれれば、私に直接届きます。
2012年1月26日19:00:00
こんにちは、諸富です。
部分リフォームの場合、
通常の生活をしている住人の傍らで業者が施工する、
という「居ながらリフォーム」の形になる場合が多いものです。
となると、ご主人が会社に、子どもが学校に行っている時間帯は、
必然的に、奥さまが一人で過ごしているところでの作業になります。
ご両親が留守番を引き受けてくれれば心強いんですが、
共働きの場合は、住人の留守中に…となります。
ちょっと心配ですね。
「居ながらリフォーム」の経験者に困ったことを聞くと、
・居場所がない
・作業者のマナー(喫煙・挨拶・掃除・駐車など)が悪い
・外出しづらかった
・工期や作業時間が延びた
・路上駐車や騒音で近所からクレームが来た
など、他にもたくさんの意見が出ました。
このうち、特に意見が多いにも関わらず、対策がないのが
「居場所がない」
ということなんだとか。
汗をかきながら作業している隣の部屋で
エアコンをつけて、いつも通り快適に過ごしている自分。
でも、なんだか罪悪感を感じて、テレビの音を小さくしたり、
できるだけ離れた部屋に閉じこもってみたり。
朝から夕方まで、つい業者の気配を気にしてしまいます。
数日の工事ならまだましも、
予定外の補強工事などで工期が大幅に延びたら…
あなたは耐えられますか?
中には、全然気にならない人もいます。
頻繁にお茶を勧めて、作業者が困ってしまうほど話し込む人もいるとか。
でも、あなたが気になってしまうタイプなら、
打ち合わせの時に、それをきちんと伝えた方が無難です。
「大工さんの作業中に、質問したら気を悪くされますか?」
「外出するときの注意点はありますか?」
「お茶出しのタイミングが分からないんですが…」
など、気になることを事前に書いておくなどして、
打ち合わせの時に質問してみましょう。
そのとき、業者が迷惑そうな様子なら、実際にトラブルが発生したとき
親身に対応してくれないかもしれません。
誠実に答えてくれるなら、心強いですね。
業者の多くも、依頼してもらうための努力をしています。
提案能力を磨いたり、コスト管理をして安く提供できる方法を探したり。
ただ、居ながらリフォームの期間の住人の心の状態まで配慮できる業者は、
まだ限られているようです。
作業者を教育する時間がない、という事情もあるのかもしれません。
「作業者のウデが良ければ、それでいいじゃないか」
と考えている業者もいるかもしれません。
業者と依頼者の考え方のズレって、結構大きいんですよ。
もし、あなたが作業者の人柄やマナーが気になるなら、
必ず事前に相談してください。
OBさんと話す機会を作ったり、作業者のことを教えてくれたり、
何らかの対応をしてくれるでしょう。
「作業者のマナーを磨くために、どんな取り組みをしていますか?」
という質問をしてみるのもいいですね。
業者側が、
「提案能力や価格だけでなく、作業者の人柄やマナーもアピール材料になるんだな」
と理解してくれたら、作業者のマナー向上も期待できます。
営業マンの印象だけで判断しがちですが、実際に働くのは作業者。
だから、作業者の人柄やマナーは大事なチェックポイントですね。
それから、たまに作業者を装った泥棒が出没することがあります。
電気工事・水道工事など、作業内容ごとに作業者が変わると、
泥棒が紛れていても、住人は気付きにくいものです。
特に人の出入りが多い日は、紛れ込むのが容易だとか。
作業中の防犯対策の確認もしておいた方が良さそうですね。
では、また。
追伸 感想や質問などのメールは大歓迎です。
ただし、ネガティブなメールは萎えるのでいらないです。
2012年1月19日19:00:00
最近、
「太陽光パネルを設置した家が増えたな~」
と思いませんか?
深刻な温暖化や補助金など、いろんなことがきっかけになっています。
ベランダ用やカーポート用といったものまで開発されていて、
出荷量は右肩上がりです。
でも、人気があればトラブルも増えるものです。
そこで、今回はちょっと気をつけたいことについてお話します。
ほとんどの家では、パネルの設置方向は南です。
そして、南に設置しきれない場合は東か西、となります。
北側はほとんど見かけません。
なぜなら、北は発電効率が悪いですからね。
その北側に設置したために、ご近所とトラブルになった例があります。
あなたの家には、南に大きな開口部(窓など)がありますか?
ほとんどの家は、1階も2階も南に大きな窓がありますよね。
もし、2階の窓を開けた時に、
目の前の屋根にパネルが載っていたら、どうなると思いますか?
パネルは大きな鏡のようなものです。
だから、季節や時間帯によっては、大きな鏡で太陽の光を隣家に反射させている、
という状況になります。
これが、同じ屋根の高さならそれほど問題はありません。
でも、北側の家が高い位置にあったり3階建てだったりで、
パネルが目の前にある状況なら、事態は深刻です。
まぶしい時間帯には、部屋にいることすらできない場合もあります。
ところで、あなたは小学生の頃、
鏡に集めた光を教室の壁に反射させて遊んだことはありませんか?
小さな鏡でも、強力でまぶしかったものです。
あれをパネルの大きさに置き換えて、
自分の部屋に向けられていると想像してみてください。
…ぞっとしますね。
だから、あなたが、
北側の屋根やカーポートなどの低い位置に設置するときは
ご近所の窓の向きや大きさをチェックしておいた方が安心です。
反射はどの方向にも起こりうるし、
トラブルのもとになる恐れがあるからです。
もし、反射光で迷惑をかける恐れがあったら、架台を載せてから
パネルを設置すると、角度を変えられます。
住宅が密集した地域なら、十分な配慮が必要です。
一度設置したら、なかなか撤去や移動はできませんからね。
依頼した業者が、神経の細やかな人なら
こちらが言わなくても配慮してくれるかもしれません。
でも、そんな事例を経験したことがない業者なら、気に留めていないかも。
今までは屋根用が一般的でしたが、
壁用のパネルも開発されたことを知っていますか?
ベランダ用やカーポート用など、低い位置のものが普及してきたら
トラブルも増えそうな気がします。
せっかく築いたご近所との人間関係を、そんなことで壊したくありませんよね。
設置前には、季節や時間帯も考慮した反射シミュレーションをして、
安心して太陽の恩恵を受けたいものです。
また、未熟な設置業者の場合、
屋根を傷めて雨漏りの原因をつくることもあります。
トラブルの例を知っておくと、事前に対策を立てられるものです。
下調べは念入りにしましょうね。
では、また。
追伸 感想や質問などのメールは大歓迎です。
このメールに返信してくれれば、私に直接届きます。
2012年1月12日19:00:00
日本人には、無宗教者が多いと言われます。
そんな人でも、
「神社で初詣・お宮参り・厄払い」
「教会で結婚式」
「お寺でお葬式」
と、人生の節目節目で、あちこちの神仏に感謝したりお願いしたり。
出産や受験の時も、心の拠り所にしていますよね。
家づくりのときは、地鎮祭。
あなたに、こだわりの神社やお寺がないなら、
業者さんが紹介してくれるでしょう。
「ここに私たちの家を建てさせていただきます。
よろしくお願いします」
と、家族全員と建設関係者が土地神様に御挨拶をしますね。
さらに、人によっては、入居する際に再び御挨拶をします。
その人の心のどこかに、恐れや敬いの気持ちがあるからでしょう。
でも、この伝統的儀式をどう受け止めるかは、
夫婦でも親子でも、微妙に違います。
ただの形式なのか、真剣な御挨拶なのか…。
古くから、日本ではすべてのものに神が宿ると言われてきました。
「お米一粒には7人の神様がいるから、粗末にしてはいけない」
と教えられた人も多いのではないでしょうか。
「すべてのものに神が宿っている、というつもりで大事に扱いなさい」
という教えなのかもしれません。
本当なのかは分かりませんが、罰が当たりそうで否定できませんよね。
これが年配の方や信心深い方なら、さらにその思いを大切にしています。
もし、あなたがそれほど気にしないタイプでも、
家族や両親・身近な親族に気にする人がいたら、
お祓いをするかどうか、事前にしっかり話し合っておいた方が無難です。
・井戸やトイレ(浄化槽)を埋める
・水周りをリフォームする
・庭の古い木を切る
・増築・解体
などの場合、
「お祓いをしないと罰が当たる」
と考えている人にとっては、一大事なんです。
もしお祓いをせずに工事をして、その後事故や病気があったら
お祓いをしなかったことが原因と考えがちです。
その考えが、あながち間違いではない場合もあるようですし。
ちなみに、あるお寺のHPによると、
神様の怒りによって起きる霊障害として
・ラップ現象
・家にいると落ち着かない、片付かない
・カビが生えやすく、異臭がする。水道の水がまずい
・家族に精神状態が良くない人が出る
・家族の誰か(特に子ども)が暴言を吐き、暴れる
などが挙げられています。
普通、新築工事前や引越し時などに、ご近所に挨拶に行きますよね。
「ご迷惑をおかけします」
「お世話になります」
という、感謝やお詫びの気持ちを伝えに。
家族の中に、
「神様にもそんな気持ちを伝えたい」
と思っている人がいたら、
その想いを尊重するのは、素敵なことだと思います。
ちなみに、これまでの恵みを与えて下さったことへの感謝を伝え、
これからも災いがないように願うのが「お祓い」なんだとか。
「それほど信じてはいないけど、安心するための保険に」
と考える人もいます。
そんな話題に触れる機会は少ないので、家族の想いに気づかない
場合もあるでしょう。
一度、みんなで話し合ってみるのもいいかもしれませんね。
では、また。
追伸 感想や質問などのメールは大歓迎です。
このメールに返信してくれれば、私に直接届きます。
2012年1月5日19:00:00
あけましておめでとうございます。
諸富です。
お正月はどのようにお過ごしでしょうか?
2012年が、あなたにとって素晴らしい年になることを
心よりお祈りいたします。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。。
では、早速ですが住まいづくり情報の本題にいきましょう
子どもはちょっと危険な遊びを見つけるのが上手ですね。
でも、
「危ないからダメよ」
と、親が冒険のチャンスを奪うことも多いものです。
冒険や挑戦は、子ども自身が「危険を予知する力・事故を回避する力」
を身につける大切なものなんです。
赤ちゃんが箱の中のティッシュを全部出して、お母さんを困らせるのも、
幼児が階段からジャンプしてお母さんをハラハラさせるのも、
じつは大事な体験なんですね。
ところで、危険には2種類あることをあなたは知っていますか?
一つは「リスク」。
成長にとって欠かせない危険です。
何がどう危険なのか、どうやったら安全なのかを学ぶのに重要です。
もう一つは「ハザード」。
事故につながる危険性があるもの、
或いは、子どもでは判断不可能で除去すべき危険のことをいいます。
子どもは発育・発達の段階によって
身体の大きさだけでなく、安全に対する能力も全く違います。
少しドキドキするような危険があった方が、遊びは面白いものです。
それに、自分で経験しないとリスクを判断する力が育ちません。
「この前は、あの塀から飛べるようになって楽しかったけど、
今は雨上がりで下が滑りそうだから、何か別の遊びをしよう」
と、自分で判断できる子は安心じゃありませんか?
親としては、二度と塀から飛ばないでほしいんですが…。
一方で、
「台風で大きい波が来てるぞ」
と制止を振り切って海に出るサーファーがいますよね。
危険を予知する力が育たなかったんでしょう。
育てる機会をもらえなかったのかもしれません。
「子どもがけがをした事例があるから」
と、遊具を撤去した公園があちこちにあります。
一見、親切のようにも見えますが、
「正しく使えば安全だ。でも、こんなふうにしたら危険だ」
ということを、子どもが知る機会を奪っているようにも思えます。
例えばブランコ。
最初は、「座って揺らして遊ぶ」という考え方で作られました。
でも、子どもの創造性は豊かです。
立ちこぎをしたり、靴を飛ばして競争したり、二人で乗ったり。
飛び降りた距離を競ったりもします。
自分が子どもの時は楽しかったんですが、
親になると、ドキッとして心臓が止まりそうになることもありますよね。
少し前までは、運動能力が育っていないと危険な遊具がありました。
自信がない子は遊ばなかったし、
各自のレベルに応じた遊び方を工夫していました。
兄弟や近所の年長さんがいたからできたのかもしれません。
親が毎回付いて教えるのは難しいことですよね。
ほんのちょっとの冒険も止めてしまうかもしれないし。
遊具の危険をつきっきりで教えるのは難しくても、
家の中の危険は、あなたが教えなければいけません。
土地探しでも家づくりでも、すべての危険を取り除くのは不可能なこと。
子どもの成長にも良くないことは、もうお分かりですよね。
子どもでも大人でも、行動には自己責任が伴います。
それを小さい頃から教えるのに、家は活用できます。
庭、階段、お風呂、キッチン、玄関などなど。
もしハザードがあったら、親は除去する方法を考えなければいけません。
リスクならば、年齢に応じた対策を考えればOKです。
子どもの危機管理能力をどこまで成長させられるのかは、親次第。
まずは、今の住まいのリスクとハザードを家族で考えてみませんか?
そして、その対策をみんなで話し合ってみましょう。
それは新居づくりに役立ちますよ。
では、また。
追伸 感想や質問などのメールは大歓迎です。
このメールに返信してくれれば、私に直接届きます。
2011年12月29日19:00:00
こんにちは、諸富です。
子育て中、特に小さな子を育てている期間は
常に子どもの様子が気になります。
親の姿が見えなくなると、赤ちゃんは後追いしたり泣いたり。
かといって、全体を見渡せる家をつくるのは難しいもの。
普段は家族の気配を感じたいけど、
来客時はしっかりと間仕切りをしたい、という場合もありますよね。
そんなとき、引き違い戸が役に立ちます。
引き違い戸は
「ほんの数センチ開ける」
といった微調整が可能です。
ドアに比べて、手を挟んだ時の危険性も低いんです。
部屋の役割によって使い分けてみるのもいい方法ですね。
ところで、あなたは、子どもが小学生になるのをきっかけに、
「そろそろ子ども部屋を与えたほうがいいのかな」
と考えたことはありませんか?
でも、低学年の間は、宿題や準備・片付けを見守ったり手伝ったり…。
なにかと親の出番は多いものです。
子どもは、効率的な時間の使い方がよく分かりませんよね。
だから、下校後の生活のリズムが整うようになるまでは、
ある程度は周囲のサポートが必要です。
帰宅してすぐ遊びに行く子がいれば、
宿題が終わらないと気になって遊べない、という子がいます。
もともとの性格もありますが、習慣の影響も大きいんですよ。
だから、ある程度の年齢に達するまでは、
子ども部屋は寝室として使うだけ。
あえてリビングやダイニングに子どもコーナーを設ける、
という家庭もあります。
宿題が分からないときに、すぐに家族に聞けるので、
勉強嫌いにもなりにくいそうです。
親も、家事をしながら子どもの様子が分かるので、
勉強の進度や苦手度を把握しやすいんです。
あなたも「成績優秀な子はリビングで勉強することが多い」
と聞いたことはあるかと思います。
中には、母親が家事で部屋を移動するごとに
折りたたみ式テーブルを移動させて勉強する子もいるとか。
その子によると、声をかけてほしいわけではないんです。
誰かの気配を感じていた方が、静かな空間より集中できるんだとか。
そのお母さんは
「勉強は教えられないけど、
私がいるだけで役に立ってるなんて、なかなか嬉しいものですよ」
とのこと。
ちなみに、マンガを読む時と寝る時は、子ども部屋を利用しています。
早い段階から子ども部屋を与えた場合の短所って何でしょう?
親の目が行き届かない状況をつくると
引きこもりなどのマイナスの影響が大きい、ということです。
快適な空間があると、積極的に人に係わる必要を感じなくなりますからね。
こちらが必要以上に気を回さなくても、
小学校の高学年から中学生の頃になると、子どもは親から離れたくなります。
だから、小さい間は人数分の子ども部屋を設けず
兄弟げんかや譲り合いなど、人との係わり方を学ばせるための機会を
たくさんつくりましょう。
このように、この成長に応じた家づくりを考えると、
間取りって本当に難しいものです。
もし、あなたが悩んで間取りを考えられなくなったら
あえて、5年か10年の単位で考えてみませんか?
5年たったら間仕切りをする。
10年たったら子どもが独立しているので親の空間を増やす。
…などなど。
最初から完璧な間取りを考えられる人は、なかなかいないでしょう。
住んでみて初めて分かることもありますから。
それに、家に家族の生活を合わせるより、
家族の成長に家を合わせる方が、暮らしやすそうだと思いませんか?
「私たちの暮らし方に合わなくなったから」
と、住む場所を変えるのもいいんです。
でも、愛着のある場所なら、そこで快適に過ごしたいですよね。
では、また。
2011年12月22日19:00:00
こんにちは、諸富です。
手軽な断熱改修の一つとして、内窓が注目を集めています。
住宅エコポイントの対象となるものだけでも17社の製品があります。
価格も性能も違いますから、どう選ぶか難しいですね。
今回は、そんな内窓の施工ポイントについてお話します。
内窓は、現在使っている窓に合わせてサイズを確定します。
オーダーメイドですね。
製作可能なサイズは、メーカーによって若干異なります。
ここでは、採寸の基本について紹介しますね。
長く住んだ木造住宅には、僅かな歪みがあります。
あなたの家に、開閉しにくい窓はありませんか?
そんな歪みに対応するため、高さ3ヶ所、幅3ヶ所、対角2箇所、
下からクレセント(中央付近にあるカギ)の中心までの高さの
最低9箇所を計測します。
素人目に分からなくても、
ミリ単位の歪みが多いからです。
次に施工。
1 枠を額縁に取り付ける
2 複層ガラス入りの障子をはめる
3 すき間を障子下面の左右に入っている戸車のネジで調整
このとき、トラブルになりやすいのが
ビスの出っ張りや額縁と枠のすき間です。
樹脂製の枠材は、アルミと比べて軟らかいんです。
だから、ビスをしめすぎると枠が歪むことがあります。
極端な場合、障子が枠にぶつかって
開閉しにくくなる事もあるんです。
枠の仕上がりにも注意しましょうね。
また、歪みのため、額縁と枠とのすき間が目立つ事もあります。
それは施工不良ではなく、家が長年頑張った証し。
数ミリなら枠材のヒレ(軟らかい素材)が目隠しになります。
でも、目立つ時はコーキング材で埋めたり、
平板を使って額縁を修正することもあります。
ビスの形状や見た目、すき間処理などは、
トラブルの原因になりがちです。
「作業終了しました~」
と言われたら、
業者と一緒に最終確認しましょう。
どこをチェックしたらいいかあなたが知っていると、
業者も、より注意深く施工することでしょう。
では、また。
追伸 感想や質問などのメールは大歓迎です。
このメールに返信してくれれば、私に直接届きます。
2011年12月15日19:00:00
キッチンのリフォームをするとき、
食洗機をつける人が増えています。
家事負担が減るし、見た目もスッキリ。
しかし、それが原因で水漏れ事故が増えている事を
あなたは知っていますか?
新築時に、システムキッチンのオプションとして
食洗機を付けると割高になるとして、
あえて後付けするユーザーがいます。
食洗機は水道に直結させるんですが、
その作業は狭いキッチンの内部で行うので、
ミスしやすいんです。
配管部分は、キッチンの奥に隠れてしまうので、
漏水しても見つけにくくなります。
そのため、床下全体が浸水して、カビだらけになってから
気づく事が多いとか。
食洗機が原因となる水漏れ事故の特徴は、
リフォームでビルトインタイプを後付けした際に
頻発していることです。
ミスの原因は、水圧テストをしていないこと。
新築時の水道工事では、上水道に接続する前に
建物側の配管に手動の水圧ポンプで圧力をかけ、
水漏れが起きないか確認します。
この検査をすれば、ほとんどの接続ミスは発見されます。
でも、リフォーム検査では、
ほとんど行われていないのが現状です。
建築診断を手掛ける会社では、
水漏れ事故の調査依頼があると、
「食洗機をつけましたか?」
と、まず尋ねます。
それほど多い事故なんです。
カビや腐食が広がると、大掛かりな補修が必要になります。
生活に支障を来たすし、
そんな業者を選んだ自分を責めます。
改善のためのリフォームで不幸になるのはイヤですね。
水圧テストや定期点検を確実に行う業者を選びましょう。
では、また。
追伸 感想や質問などのメールは大歓迎です。
このメールに返信してくれれば、私に直接届きます。
2011年12月8日19:00:00
こんにちは、諸富です。
新築を考える時、
新しい設備の使い勝手や必要性は分かりにくいものです。
どれも素敵に見えて必要に思えて、
「せっかくだから・・・」とあれもこれも選んでしまい、
結果、予算オーバー。
設置経験がある皆さんの話をまとめてみました。
まず、『浴室乾燥機』。
あなたが花粉症なら心ひかれるでしょう。
雨が降っても浴室で洗濯物が乾くので
実際重宝している方は多いんです。
しかし、実は他の設備より「良くない」と
感じる割合が多いのも現状です。
理由は
「思っていたほど乾かないから」
「時間も掛かるし、電気代も馬鹿にならないから」
一人暮らしで安全のために使ったり、共働きで必要に迫られて、
毎日使おうと期待して設置した人ほど、厳しい意見が多いようです。
たくさんの洗濯物を浴室乾燥機だけで乾かすのは難しい。
浴室の壁が濡れていると、洗濯物と壁を乾かす事になるので
時間も電気代もかかります。
壁をささっと拭いてからなら、その分短縮できますね。
今は洗濯機に乾燥機能が付いたものもありますし、
除湿機や扇風機、暖房器具やエアコンも活用できます。
コインランドリーもあちこちにあるので便利です。
ですから、メインに使うよりも、補助的に使おうと考えて設置する方が
期待はずれ感は少ないでしょう。
ただ、暖房機能はヒートショック対策として、とても重宝します。
あなたはどう活用したいですか?
もし不要なら、標準仕様として外せない住宅会社は無理でしょうが、
それ以外なら、あなたの考えを尊重してくれますよ。
採用率も満足度も高いのは『造り付け家具・収納』。
調査対象の64%が採用していました。
見た目もスッキリしているし、奥にホコリが溜まる事もないので掃除もラク。
地震で倒れる事もありません。
「もっと増やせばよかった」
という声が目立つ人気ぶりです。
でも、窓の位置、家具の配置など、よ~く考えてからでないと
失敗することもあります。
「奥行きが足りなくて、置く予定だったものが入らない」
「大型のテレビが置けない」
「ソファーを置くつもりだったのに、置いたら収納スペースが使いにくい」
なんてことになったらイヤですね。
造り付けの机の向きで後悔した人もいます。
靴が入りきらなくて困った人もいました。
後々、部屋の使い方を変えたい、という人もいます。
造り付け家具は高い、と予算が厳しい人は、設置する優先順位を決めて、
ホームセンターなどの家具で対応する人もいます。
そこに何をどう置きたいのか、家具の配置や人の動きは?
と、動線も考えて決めた方がよさそうですね。
家の専門家の営業さんより、暮らしの専門の生活者の方が
より良いアドバイスを期待できます。
家族構成や暮らし方によっても違いますから、
あなたが設置するか迷った時には
そんな声も参考にして下さいね。
では、また。
追伸 感想や質問などのメールは大歓迎です。
このメールに返信してくれれば、私に直接届きます。
2011年12月1日19:00:00
こんにちは、諸富です。
少し前のアンケートで、興味深いものがありました。
リフォーム経験者の不満を調べたものです。
リフォームをした後の不満点として
1位:ドアや建具が歪んでいた。開閉しにくい。
2位:仕上げ材が悪い。ひび割れがある。
3位:設備や建材の色や、取り付け位置が気に入らない。
などがありました。
家は住み続けるうちに、少し歪んでくることがありますから、
それを考慮して、新しいドアなどを設置してもらわないといけませんよね。
家をドアに合せるわけにはいかないし・・・。
新しい設備をカタログなどで選ぶことは多いのですが、
印刷したものと実際の色は、どうしても若干の違いはあるものです。
車だってそうですよね。
ただ、車は購入前に見ることができることが多いのですが、
家の設備の実物を、じっくり見たり触ったりする機会は少ないものです。
ショールームや、実際に利用している方のお宅など、
業者さんに見る機会をつくってもらいたいですよね。
あなたが、
「特に色にはこだわりたい」
という方なら、ここは妥協できませんね。
ぜひ、業者さんに相談してみてください。
近所でピンクにこだわりを持っている方がいて、
『納得できるピンク』を探して探して、揃えています。
やはり、実物を見て『納得できないピンク』もあるそうです。
最初は驚きましたが、そのこだわりには感動してしまいます。
先日も、きれいなピンクのホースが庭に置いてあったので、
「よく、こんなものまで探せたねえ」
と、話に花が咲きました。
こだわりがある人ほど、色は大切な要素ですよね。
その他の不満として、工期の延長もありました。
・1日でも遅れてほしくない・・・9.7%
・1~3日以内なら大丈夫・・・33.9%
・4~7日以内なら大丈夫・・・24.7%
など。
リフォームは、住み続けながら施工してもらうことが多いので、
少しでも早く仕上げてもらいたいのは、当然ですよね。
でも、床下に入って調べたら、予想以上に傷んでいて
直さないといけないということもあります。
充分な下調べをしてくれる業者さんなら、問題はないと思いますが、
さっさと話をまとめようとする業者さんは要注意です。
工事が増えると、どうしても金額も増えてしまいますから。
工事費アップの許容範囲は、
・事前説明があっても、わずかな金額でもイヤ・・・25.8%
・事前説明が無かったら、わずかな金額でもイヤ・・・77.1%
とありました。
こちらにも予算がありますから、いきなり言われても
「話が違うじゃないか」
となってしまいますよね。
特に、住宅ローンを支払いながらリフォームをするのであれば、
困るのはもちろんですが、怒り爆発です。
「リフォームは、やって見なければ分からない部分もある」
と頭では分かっていても、事前に説明があるのと無いのとでは、
信頼感の部分でも違ってきます。
説明があれば、より用心して計画を立てられますよね。
そんな難しいところもあるリフォームですが、
今以上に快適に生活するために上手に活用してください。
では、また。
追伸 感想や質問などのメールは大歓迎です。
このメールに返信してくれれば、私に直接届きます。